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みうらじゅんさんからの一言

★ 今宵のぼやき / オカムラ ♂ [地球外]                                                                  引用返信
今日お昼を食べながら新聞のコラムを読んでたら、涙が止め処もなく流れた 鼻水も 何故だ? 新聞のコラムで涙とは初めて
その後も仕事しながらも泣けてきた 恥かしい
私は柔軟な思考なんだけど結構ガンコなところがあり、学生の時からずっと思ってたことをイラストレーターのみうらじゅんさんが簡潔な言葉で述べていたのが、胸にズシリときました 
みうらじゅんは不良オヤジです 私の目標の一人です 以下朝日新聞から引用します
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未来を生きる君へ  「無駄な努力をしよう」
人生はそもそも退屈なものですから、退屈になんないようにする努力が必要です。特に若い頃、この努力を怠ると年をとった時、ひどい退屈を味わって取り返しがつかなくなります。
大概、他人の悪口を言ったり、他人に期待しすぎて「裏切られた」なんて、落ち込んだりしている人は、最もたる例です。
若い頃はがんばって不自然なことをして下さい。似合わない服を着てみたり、似合わない思想を身につけたり、似合わない人とつき合ったりするのです。

初めっから「私はナチュラリスト」なんて、言ってるようでは、つまらない人に成ってしまいます。つまらない人とは、要するに飲み屋で盛り上がんない人のことです。「私はお酒が苦手なもんで」などと言う人がいますが、それはダメです。苦手なことをやって失敗を繰り返してこそ、おもしろい人になれるわけです。

自称・ユーモリストみたいな人がいますが、おもしろいか、おもしろくないかは自分で決めるものではありません。あくまで他人が「そこまでするやつは、おもしろい」と、決定するものなのです。だから若い頃、モテた話やホロ苦い恋の話などはもってのほかです。「セカチュー」などは、あくまで小説や映画の話。飲み屋では受けるはずがないと、肝に銘じてください。

後は、テーマですね。人生にテーマが無い人つまらないです。ただ漠然と留学したいとか、音楽をやりたいと言っても、問題なのは、「それを使って何がやりたいのか」なのです。それをテーマと呼びます。こればっかりは誰も教えてくれません。

そこで必要になってくるのは、無駄な努力です。報われるための努力ぐらいでは、オリジナルなテーマは見つかりません。他人から見て「一体、あいつは何のためにあんな努力をしてんだ?」と、思われるよーな努力です。浮いてるぐらいがちょうどいいんです。

最後になりましたが、後はキープ オン! です。何事もやり続けないとダメです。「あいつ、またやってる」と、言われるようではまだまだ。「まだやってる」と濁点が付いてこそ本物です。退屈に打ち勝つには、おもしろい人になるのが一番というお話でした。

No.4458 - 2004/11/29(Mon) 01:08