縮毛矯正についての疑問にお答えします

自然な縮毛矯正を

前髪部分矯正、女性、男性癖の強弱、あらゆる縮毛矯正に対応します。

Q.縮毛矯正とストレートパーマ、ストパーの違いは?

A. 以前は矯正が普及してなくて クセをのばすのもパーマを落とすのもストレートパーマと言ってました。今はその辺の違いが曖昧で矯正でもストレートパーマと言う場合もあります。
実際 当店は圧倒的に縮毛矯正が多いので 矯正でもストパーとして予約してくる人もいます。 お店にアイロンを施術の際に使うかによっても呼称が違うので 事前に確認する必要もあるかもしれません。

Q.癖毛にはどのような種類がありますか?

A.直毛: 表面が滑らかな曲面で、断面が正円形。波状毛 :大きくうねりを描いたり、ゆらゆらと波打っている、断面は楕円形。 捻転毛 :コイル状にねじれているタイプのクセ毛。 連珠毛 :数珠が連なったような形状、髪の太さが一定ではなく、凸凹感がある。 縮毛:もっとも深刻なクセ毛、毛髪が縮れた状態になっている。

また癖は均一とは限らず いくつかのタイプと複合的に組み合わさったりしてるので 百人百様に違います。それが難しさでもあり 面白さでもあります。

Q.矯正した髪にパーマはかけられますか?

デジタルパーマ/縮毛矯正/美容室WOOP

A.システアミン系とか特殊な薬剤でかけることも出来ますが、基本的には矯正毛はパーマがかからないと思ってください。 パーマをかけると変なクセや形状になりがちです。

矯正毛には同じ温熱を利用したデジタルパーマなら計算したカールやウェーブが可能です。実際 根元の部分を 縮毛矯正、毛先をデジタルパーマをかける方も多くいらっしゃいます。ただかなりのダメージ毛には無理な場合もありますし、 矯正とデジタルパーマはデリケートな部分もあるので、経験豊富なサロンで施術する事をおススメします。

Q.某美容院に行った際、うちのは化粧品登録の薬剤だから痛みにくいです。 みたいなことを言われました。これって、普通の縮毛矯正剤とは違うのですか?

A.通常は医薬部外品のチオグリコール酸を主剤とした いわゆる普通のパーマ液が主流ですが スピエラやシステアミンと言った弱めの薬剤で化粧品登録のもあります。 チオグリコール酸の薬剤は クセが強かったり 健康な髪に適してます。薬剤が強い分 使い方によってはダメージが増します。

化粧品登録タイプの薬剤は マイルドですが 細い髪やダメージ毛 クセの弱い人でないと作用しない場合もあります。

また薬剤では オーガニックとか植物派とかをうたってるものもありますが、植物成分がほんの1%入ってるだけでも植物派だったりボタニカルですし、そもそも髪の毛は植物ではないので 植物由来で 自然だから良くて傷まないというものでもありません。

どの薬剤でも一長一短があるので 当店では髪質 クセの状況で使い分けてます。

Q.前髪がいつもパックリとわれてしまうのですが、縮毛矯正で直りますか?

A.薬剤を根元までつけられず、1センチ弱開けて施術するため、髪のクセは直りますが、生えぐせを矯正することはできません。
根元まで薬をつけると体温からくる薬剤の過剰反応で断毛や地肌のトラブルになるのです。また 髪の生え方に逆らって アイロンをかけると折れたりする場合があります。
矯正やカットの仕方で多少収まることはできます。・

Q.縮毛矯正のメリット、デメリットは何ですか?

A.メリットとして


1.乾かすだけで真っ直ぐになり、日々の手入れの煩わしさから解放されます。

2.髪の癖やねじれ、でこぼこ感が改善されるので 手触りが飛躍的によくなります。

3.見た目として「天使の輪」ができて 非常にツヤが出ます。

4.汗をかいたり、髪の毛をぬらしても 一度矯正した髪は半永久的に真っ直ぐで ヘアスタイルが崩れません。

5.クセが強くボリュームが出がちな人でもコンパクトなヘアになります。

デメリットとして

1.髪の毛のダメージが進行します。

「全く傷まない○○縮毛矯正」 「やればやるほど髪の健康が蘇る○○ストレートパーマ」等の謳い文句を見かけることがありますが、全く傷まない施術はありえません。
極端に言えば 髪は紫外線や外気にさらされたり、手で触るだけでも痛みは進行します。薬液はパーマ液ですし、アイロンを180度前後で施術するので、髪の内部が変性したりします。肝心なのは「ノーダメージ」なのでなく、極力痛みを進行させない、 傷んだように見えないヘア作りが 担当者の技量と経験の差になります。縮毛矯正は特に美容の技術の中でも失敗しやすく、また失敗したら直せない場合も多く 熟練の技術や経験が必要になります。でも慣れていれば決して不安になるようなものでもありません。

2.時間とコストの負担がかかる。

施術時間は毛量 髪の長さ クセの強弱で変わりますが、平均すると3時間ぐらいかかります。人件費もかかりますので 料金も高額になりがちです。

3.ぺっしゃとしたり サラサラしすぎたりする場合があります。

ストレートヘアの人はボリュームがでなかったり、サラサラしすぎるのでパーマをかけたりします。縮毛矯正はストレートヘアにするので 1~2週間ぐらいサラサラしすぎて不自然に感じる場合もあります。 またそれに対処する方法もあります。

4.一度矯正したところは真っ直ぐですが、また根元から生えてくる髪はくせ毛なので 定期的に(2~6ヶ月または1年おきとか個人差はあります)やり直す必要があります。

5.縮毛矯正した髪はパーマをかけるのが困難です。また ヘアカラーも多少暗く発色する場合もあります。

矯正毛はアイロンの熱で組成が変化しているため パーマがかからなかったりします。正確に言うと デジタルパーマや一部の薬剤でパーマは可能なので 熟練な技術者へご相談下さい。
 矯正はやらないですむのならやらないほうが良いですし、また 現在は多くの人が縮毛矯正をやってるのも事実です。欧米ではではキレイなクセ毛に思えるヘアスタイルの人でも ストレートヘアに憧れて 日本式の縮毛矯正が流行ってます。以上の 長所 短所を考慮のうえ ご検討下さい。

Q.縮毛矯正の後にヘアアイロンを使うのはダメですか?

A.矯正は熱で固定するものですが、2~3日は安定してません。その状態で高温のヘアアイロンをあてると 余計な跡やクセがつく可能性が稀にあるので 3日間は使用を避けたほうが良いでしょう。
ただ、伸びた部分だけ根元を矯正するリタッチの場合 中間や毛先など薬剤をつけていない部分は アイロンを当てることは可能です。 。

Q.ブリーチ毛に縮毛矯正は可能でしょうか?

A.ブリーチはカラーの一種で 毛髪へのダメージが非常に大きいです。ホワイトブリーチのように何度もブリーチした髪には 矯正は 髪の毛が溶けたりして無理ですが、1度くらいのブリーチでは かなり弱い薬剤を 使って施術することは可能です。しかしかなりリスキーです。根元がの新生部がかなり伸びて(2センチ以上) 中間がブリーチ毛というのも難しいです。ブリーチ毛を黒染めしている場合は 施術が出来なくて 担当者も見逃しやすいので、その旨をお伝えください。そのまま施術すると チリチリとなり 取り返しのつかないようになります。ブリーチ毛への対処は特に 毛髪診断や矯正に熟知した人との差が出やすくなります。 。

Q.ヘナした毛髪には縮毛矯正は無理ですか?

A.全然 無理ではありません。ヘアカラーしてる毛髪には そのダメージのため 弱い薬剤を使用します。ヘナやヘアマニキュアの場合は ダメージがなく むしろ染料がコーティングされてるので 薬剤の浸透が 鈍くなりやすいです。
ヘナに合った薬剤を使用して施術すれば きれいに矯正ができます。当店の場合も明るくしない白髪染めならば 矯正とヘナカラーの組み合わせをオススメしてます。ヘナや草木染めは痛みがほとんどないのですが 自毛を明るくできないのです。 。

Q.縮毛矯正した髪にデジタルパーマをかけようと思うのですが、注意することはありますか?

A.気をつけるべき点は 元々矯正してる人は 髪のボリュームが出るのを嫌ってるケースが多いです。デジタルパーマに限らず パーマをかけることは 動きも出ますが、確実にボリュームも出ます。
また、頻繁にヘアカラーしてる髪など ダメージが増してる髪にはかえって扱いづらくなりますので、しっかり担当者と相談して確認してみてください。 。

Q.縮毛矯正した日は うつ伏せに寝たほうが良いですか?

A.特に気にすることは無いと思われます。確かに 寝方によっては寝癖が付いたりすることもありますが、そのくらいで癖が戻ることが万一あったとしたら やり直しの対象ですので 担当者と相談してみてください。 。

Q.縮毛矯正専門店の店員さんはやはりプロ中のプロで信頼できるのでしょうか?

A.正直 美容師さんによって結果は変わります。特殊技術で 担当者の力量や慣れ 好きか嫌いかでもかなり違います。他のメニューは得意でも 矯正は嫌いで苦手な方もかなりいます。専門店はその点慣れていて 矯正が嫌いな人は少ないと思われますが、逆に慣れすぎて雑な作業の人もいます。また、カットは苦手という人もいます。 。

Q.縮毛矯正するにあたって 気をつけたほうが良い服装はありますか?

A.特に お客様が気を使う必要はないと思います。矯正ということでなく、女性のロングヘアーの場合 フード付きのパーカーなどは 背中がモコモコして正確にカットがしづらい場合もあります。男性(メンズ)の場合 分厚いタートルネックの時は 襟元の部分を施術しづらいとかは多少ありますが 私の場合は気にしません。また、薬剤塗布によって多少ヘアカラー毛は色が落ちる場合もありますので 真っ白な襟の立つシャツは避けたほうが良いです。


TEL:03-3419-1813

縮毛矯正とは3へ続く