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第3回 人間万事塞翁が馬

プロフィールの所で書いときましたが、私の座右の銘は「人間万事
塞翁が馬」です。中学生の時,普段嫌いな国語の授業の中でも故事成語
の時は何故かしっかり起きており,この言葉が心に強く残ります。
 
 むかし、むかし中国の北方地方(名馬の産地)におじいさん(翁)と
その息子さんが住んでおりました。おじいさんは占いが得意でした。
 ある日おじいさんの牧場の柵が壊れたのを機に馬が何頭も逃げてし
しまいました。息子はがっかりと肩を落とし,近所の人は哀れんでおじ
いさんに近寄ると

   「このことが、必ずしも不幸でなく幸福になるかもしれないよ」

 後日、逃げた馬は隣国の胡から多くの名馬をつれて戻ってきました。
近所の人達は喜びおじいさんの所に近寄ると

   「このことが、禍いになるかもしれないよ」

 馬の帰還に喜んだ息子ははしゃぎ回り、野山を走り回り落馬して
足を骨折してしまいました。息子はたいそう痛がり、近所の人は可哀想
だとまたおじいさんのところへ行くと

   「このことが、幸福になるかもしれないよ」

 皆はおじいさんの自信にキョトンとします。その後、隣国の胡が
城塞に攻め込んできました。幸い戦争はおさまりましたが、多くの若者が
戦死しました。おじいさんの息子はけがのため戦争に行かずにすみ、難を
逃れました。 

 ここでいう人間とは「世間」の事です。幸福や不幸は予測つかない
の例えで、簡単にいえば「そのうちきっといい事あるさ」

 ヤンキースの松井選手も塞翁が馬の事を何かの雑誌で言ってました。


 松井選手とは違うけど


 ヤンキースのジーターは37打席無安打の後ホームランを打って笑った。
 ジャイアンツの阿部選手は月間16本のホームラン記録は日本タイだ。
 どちらもスゴイ
 現在の私、幸福というものが見つかりません。どちらかと言うとここ
数週間、店が暇で不幸(←チッチャイネー)。
 こんな時つぶやくのです。「人間万事・・・」


 店が暇だった→HPがオープンできた


 「そうだ、そうだ塞翁が馬これから何が起きるか分からないぞ!!」

 一時のブームは過ぎ去りましたが、カリスマともてはやされ美容室に
たくさんのお客さまが来店するようになると、一部のスタッフは誤解し効率
性のみを追求し「客をいかにコナスか、マワスか」と考えられました。


「客は物じゃないぞー、お前が回れ」

 そう私が回ります。


 ゴールデンウィーク中日の今日、本当に暇だったので明日はいくらでも
回る準備は出来ております。 

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